分離発注による良品質なコストダウン、手島設計型の外断熱構法は北海道札幌に根ざした本物の省エネ住宅を実現します

室内空気の環境はどうなる?・・・通気性のある設計だから安全

省エネ住宅のための換気(手島設計事務所・独自型)

住宅の換気方法は、機械換気だけに頼るのが一般的ですが、エネルギーのロスにもつながります。
手島設計の独自型では、機械換気の他にパッシブ換気と自然換気を併設して、
住む家族の生活状態に合わせて、換気量を調整する方法です。
常時型の機械換気も装備していますが、自然換気だけで十分な室内環境が保たれます。
一般住宅のように24時間機械換気を運転すると、暖房運転も常時必要になり、
せっかく暖めた室内の空気を次から次へと屋外へ捨てることにもなります。

なぜ、自然換気でよいか
家の内外には空気が流れる自然現象があります
建物全体を微量に通気性のある気密構造にすると
自然に緩やかに換気するようになり、快適な住み心地になります

省エネ住宅のための換気

  

 

 昭和時代の断熱が悪かった頃の住宅では、図のように熱が逃げ、下から冷気が浸入していました。この現象は、自然に発生する空気の流れによる熱の移動でもあります。

外断熱構法では、断熱材の二重張りと外側のシートで気密性を高めます。

自然の空気の流れを利用するために過剰な気密設計は避け、地域に合った適度な通気が住宅には必要と考えています。

 

 

空気の流れを利用した換気計画

換気の説明

①:自然換気口(通気層への通気孔と言ってもよい)直接外気まで貫通する部屋もある                   ②:地中熱で暖めた外気を土間下から給気、2階天井から排気するパッシブ換気
③:特殊な使い方に備えた機械換気(建築基準法のシックハウス対策法に適合)
④:図には見えませんが壁内の給気口
⑤:外壁の通気層を利用して通気孔を設けた自然換気

 

通気層は自然換気に利用する
外壁に面した通気層はわずかな隙間ですが、煙突のような効果があり、自然通風の縦ダクトと同じような働きをします。
しかも、風向きなどの影響を受けずに、上昇する空気の流れがあるので、利用すると安定した自然換気が得られます。

通気層は自然換気に利用する現代では、高層ビルでもパッシブ技術を換気設計に導入しています。ダブルスキンといって、わざわざ外壁(カーテンウォール)を二重に造り、そこを使って自然換気を行ない、階別に通風する方法です。

軸組構造の木造住宅では外壁通気層は、必然的に外壁全面できる絶好の換気用空間です。
利用しない手はありません。

実際に造った住宅で状況と効果を確認した上での設計と施工が必要ですが、特に戸建て住宅では、省エネはもちろん、いつも新鮮な室内空気が保たれ、たいへん有効な換気方法です。

 気密化設計に対する考え方は技術者によって違う
Bタイプの気密設計Aタイプ:断熱構法の欠点を改良して、断熱材自体で気密化を図る方法
Bタイプ:内側に空気を通さないビニールシートで気密化を図る方法

Bタイプの気密設計では通気性は無くなり、常時機械換気が絶対条件(右図)


住宅の設計では理論的や図面上で良いと思っても、その結果を5年10年と経過観察しなければ判りにくいことがあります。特に換気は難しく、換気扇で風量を強くすると寒く感じ、弱くすると換気不足となり空気も汚れたままになります。素材と設計方法によって自然に換気する家と、通気性の全くない気密設計によって、強制的に機械換気が必要な家とは、住む人間にとって、どちらが健康的な環境となるのでしょうか。

DSCN0509.jpg DSC01820.jpg kankitenjiyohaiki.jpg
上の写真は、②の典型的なパッシブ型の換気の実例です。(パッシブとは空気を上昇させ換気する)
地中熱と土間コンクリートのもつ熱の間に給気用ダクトを埋設、床面にグリルと風量調整ふた、防虫・花粉防止フィルターなどを取り付け、2階天井に取付けたガラリとダクトから屋外に排気します。電動型の換気扇と違って、住む家族にとって適した換気量を自らが簡単に調整できる方法です。
koyaurakanki01.jpg koyaurakanki02.jpg koyaurakanki03.jpg


 自然換気のメカニズム
は、温度差で外へ逃げようとする室内の水蒸気を含む空気。→上昇気流が発生している通気層を利用して建物を全体的に自然換気。→通気層へ放出された空気は確実に小屋裏に集り、ここから外部へ排気する。→これが、自然換気のメカニズムです。        

自然換気はエネルギーの節減自然換気はエネルギーの節減につながります
併設の機械換気は特殊な場合だけ運転します
例として・・・
室内で複数のペットを飼う場合など

外断熱構法・自然換気の外壁断面図